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振動子の互換性

2015 年 12 月 18 日

カヤックフィッシングの定番魚探と言えばHONDEX社のPS-501CNですが、地図が見難いことと、2画面で使えないなど不便な点も多く、上位機種のPS-600GPⅡやHE-601GPⅡにアップグレードする方も増えています。

ここで問題になるのが振動子です。
カヤックに於いては、カヤック内部の艇底に振動子を貼り付ける方法と、アングル等を利用して艇の外側に出す方法の二通りありますが、外付けは扱いにくいため、前者の艇底に貼り付けるケースが多いのではないでしょうか。その場合、気密性の関係もあり、振動子はその艇専用として付けっぱなしにするのが一般的。つまり、振動子は艇の数だけ必要になります。
自分の場合、手持ちの艇が3艇なので、魚探を替えた時に(PS-501CNからHE-601GPⅡ)新たに振動子を2個も追加購入しなくてはならなくなりました。PS-501CNは出力が100Wで振動子はTD04(200kHz)、HE-601GPⅡは出力が300Wで振動子はTD03(200kHz)。同じ200kHzですが、形状が全く異なります。
全ての艇の振動子を交換となると、手間も大変ですが、振動子を新たに購入する費用も馬鹿になりません。しかも外した振動子は無駄になってしまいます。

出力の違いこそあれ、同じ200kHzなら互換性があるのでは?と考え、メーカーサイドに問い合わせしてみました。すると、TD04は100Wの出力までの設計なので、300W出力では使用できず、故障しても保証出来ないとの返答を頂きました。つまり、メーカーサイドの答えはTD04と03に互換性無しということです。

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しかしここで疑問が発生します。

それは、出力200WのPS-600GPⅡの標準振動子が、何故か100W用のTD04だという点。
よって、100W用とされるTD04は、実はそれ以上の出力でも使用できるという事になります。
問題は300Wでも使用可能なのか?ということ。200Wで使えるなら、300Wでも大丈夫なのでは?

振動子を壊す覚悟で試してみよう・・・と、現場でテストしたのが今年5月。
少なくとも水深60m付近までならTD04と03の違いはなく、どちらも同じように使用できました。
その後、最近までの間に何度もHE-601GPⅡ+TD04の組み合わせで使用を重ねてきましたが、故障はもちろん不具合も全く無く、普通にたくさんの魚を釣ることができました。

よって、HE-601GPⅡに関してはTD03、TD04の両方が使えるというのが私的な結論です。
あくまでメーカー保証外ですから、自己責任での使用になりますが、振動子の互換性でお悩みの方の参考になれば幸いです。

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