2年経過しました

2015 年 8 月 25 日

メーンで使用している自艇はAngler410のプロト艇であり、テスト艇でもあります。
J-Force kayaksのロゴやカヤックの名前が決まる前に製造した艇なので、本体にはロゴはもちろん、Angler410の銘もありません。
ロゴが入った格好いい艇に乗りたいのはやまやまですが、経年による劣化状況やその他の問題に対処するための基準となるテスト艇のため、乗り換えできないのが現状です。

とは言え共にあちこちのフィールドに浮いてきた愛艇に違いはなく大切な艇です。
この艇が青森に到着したのは2013年9月初旬ですから、まもなく丸2年になります。
2年間で浮いた回数は100回近くなりました。一般の方々が浮ける年間回数は多くて25~30回ですから、一般の方々なら3~4年使用した状態と同じという事になります。

毎年この時期は艇の状態を把握する目的で年に一度のメンテ及びリペアを行っています。100回浮いても今のところトラブル無しで、ほぼ周年に亘って車載しっぱなしでも紫外線による劣化は見られないのですが、それでも細かい部分のチェックは必要です。

まずは気になっていた艇底のリペア。
最近はスロープからの出艇が多いこともあり、貝類によるキズが増えました。よほど深い傷でなければそのままでも問題ないのですが、艇底の抵抗が大きくなるとスピードや直進性に影響が出るのでリペアすることに。
特にバウ側とキール部分のキズが多く、それらをヒートガンと細かめのヤスリを使って滑らかにし、バフを掛けてたら最後に保護艶出剤で仕上げます。
バウもキールもツルツルになりました。

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次は気になっていたクーラー固定用バンジーコードの交換。カヤック本体と違って、パーツ類は紫外線による劣化が早く、特にゴム系パーツはその進行速度が速くなります。特に劣化が激しい後部側のバンジーコードを新しい物に交換。ついでにアイレットも新品に交換しました。

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ゴム系パーツと言えば、A410にはラバーグリップが4個使われていますが、VK時代のラバーグリップに比べると、JFKで使われている物は紫外線に強く、2年経過してもラバーの劣化はほとんど見られません。

次は魚探まわり。浸水しやすいグロメットまわりの気密は問題ありませんが、ケーブルの端子部分は気をつけていても腐食してきます。エアコンプレッサーでコネクタを清掃し、接点復活剤で仕上げておきます。

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レール側がかなり減ってきたかな?と感じていたフットブレースですが、よくよく見てみると減っているのはペダル側でした。レールごと交換しても良いのですが、100回程度の使用では交換の必要が無さそうなので、今回はペダルだけ新調することに。

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ただ、レールを固定しているタッピングは思った通り弛んでました。他のタッピングもそうですが、たまに増し締めが必要です。

私の艇には標準仕様には無いグラブロープが取り付けてあります。このロープ、カヤックを背負ったり、ストリンガーやフィッシュプライヤーを繋いだりする時に便利なので、私的にはとても重要な装備です。
周年酷使されている状況に加えてロープ類は紫外線に弱いので、ロープを新しいものに貼り替える事にしました。手持ちが5mmしか無かったので、今までと同じ5mmを使用しましたが、本当は6mmがベストだと思います。
ロープは湿度による伸縮が著しいので、そのまま張ってしまうとダラ~ンとだらしなく弛んでしまいます。ピンと張るには取付に少々コツが必要です。

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最後に全てのネジ類を増し締めして作業は完了。
100回程度の使用では致命的な問題は無く、リペアとメンテに要した時間は1時間程度でした。予定よりも早く終わってしまったので、先日製作したクーラー固定用のパイプシステムを強化しました。

強化と言っても、クーラーの「押さえ」になる部分に滑り止めのパイプを付けただけ。無くても大丈夫なのですが、これで荷崩れの確率は大幅に減ります。

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A410のクーラー固定で大きな役割をしているのが、上の写真の矢印部分、艇の中央にある「バンジーループ」というパーツです。強力なゴムリングなのですが、これでクーラーを固定することで、左右へのズレが無くなります。標準のクーラー取付パーツには含まれませんので、別途ご購入が必要です(税込432円)。

完璧にリペアとメンテが済んでスッキリ。
さあ、後半戦も大いに活躍してもらう事にしましょう。

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