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未開のパラダイスへ

2015 年 7 月 24 日

 陸奥湾のマダイ釣りと言えば、カカリ釣り。近年はとりわけエビエサを使ったテンヤ釣りが主流なのだそうです。養殖棚の沖合、航路付近ならば流し釣りもできないわけではありませんが、ストラクチャーの役目を果たす養殖棚まわりに比べれば、魚影は少ないと言わざるを得ないでしょう。ゴムボートも含めたボートでは、喫水の深さにより養殖棚まわりでの流し釣りは不可能。つまり、カカリ釣りは必然的なものと言えますし、カカリ釣りさえ制限された海域もあります。
そしてカカリ釣りはマダイの回遊を待つ「待ちの釣り」であり、多くの場合がゴカイ類やエビ類を使ったエサ釣りです。いつ回遊して来るともわからないマダイを待つのですから、その効率の悪さは言わずもがな。ポイントを転々とするうちに時合を逃してしまうこともあります。

そんな効率の悪い釣りを大きく変えたのがカヤックフィッシング。喫水が20cm程度と浅く、艇底に障害物が無いカヤックは、養殖棚の中でもどてら流しはもちろん、シーアンカーを使った釣りが可能です。
広範囲に流しながらマダイの定位する場所を的確に攻めてゆくこの方法は、メタルジグでもマダイが好反応を示すため、より大型のマダイを短時間で効率よく狙うことができるのです。

エンジンが無いことによるステルス性の高さも大きな武器。通常、動力付きのボートが見向きもしない30m以下のポイントで、水面下5m付近まで浮いた大型マダイがメタルジグに果敢にアタックしてきます。
陸奥湾のマダイ釣りが始まって25年。ほぼ全域が開拓された感がありますが、実はまだまだ未開拓のポイントが残っていたことをカヤックフィッシングが教えてくれました。静かに流し釣りが楽しめるカヤックフィッシングだけに許されたポイントが、陸奥湾にはまだまだ無限に存在しているのです。わずか10分漕げばそこには手付かずのパラダイスが広がっています。

そんなパラダイスでの釣りは短時間で十二分に満足できる釣果を得られます。朝方2~3時間あれば十分。だから平日に出勤前の釣りだって可能なのです。

水曜日は朝方3時間限定でそんなパラダイスに浮いてきました。
マダイもいいけど本命は巨大なゴマサバ。5分も漕ぐと魚探にサバの反応が出始め、ほぼ入れ食い状態に。狙い続ければいくらでも釣れそうですが、大きめのサイズを6本だけキープして他はリリース。
この日の最大は活締めした後の計測で最大44cm。

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これでもまだ小さいほうで、50cmクラスの巨サバも釣れます。同じサイズならばイナダよりもはるかに楽しませてくれるし、何よりも脂が乗ってるので食べて美味しい嬉しいターゲット。シメサバ、味噌煮、竜田揚げ、塩焼き、刺身・・・なんでもイケます。

本命をキープした後はマダイ狙いに切り替え。潮が動き始めるとバイトが頻繁になり、パタパタと5枚の釣果。
この日の最大は70cmちょい、アベレージで60cm前後と小さめでしたが、80~90cmの大型も高い確率でヒットします。

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この時期の大型マダイは釣っては楽しいですが、食べては水っぽく、小型のほうが美味しく頂けます。よって、持ち帰りは一番小さな50cmクラス1枚だけ。サバもあるし、我が家には50cmのマダイでも大きすぎるくらいです。

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風が出てきたので早々と撤収。
メタルジグ1個でこれだけ遊べれば十分です。
弘前の自宅到着が午前10時というお手軽フィッシング。
これが陸奥湾のカヤックフィッシングです。

依然として本命ゲット率100%継続中。
カヤックフィッシングが益々楽しい今日この頃。
より多くの皆さんに世界観の変わる釣りを楽しんで欲しいと思います。

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