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2015 年 9 月 11 日 のアーカイブ

メバリング用リール

2015 年 9 月 11 日 Comments off

随分と涼しくなってきました。
ぼちぼちメバルの準備でもしておこうかな・・・とワームやジグヘッドの整理をし、タックルの手入れをする。
荒天で釣りに行けない時は、そんな作業もまた楽しいものです。

ここ数年毎年この時期になると思うこと

「そろそろメバル用の新しいリールが欲しいなぁ」

どちらかと言えばダイワ派の自分は、エアリティだったり、ルビアスだったりセルテートだったり・・・決して悪いリールを使っているわけではないのですが、大好きなダイワ製リールも寒さに弱いという欠点があります。
青森のメバリングハイシーズンは12月から2月の厳冬期と6~7月の2回。初夏の頃は別の釣り物が多いので、自分にとってのメバルシーズンはテクニカルな冬季のみです。
そして毎年のことですが、冬季の夜釣り、氷点下の環境下では「逆転現象」に悩まされます。
おそらく、結露によって発生した水分が凍って悪さをしているのですが、クラッチの基本的な構造を変えない以上、この低温下の逆転現象は解消されることが無いでしょう。
「寒冷地仕様」のリールはどこからも販売されていません。

そんな環境にも比較的強いのがシマノ製リールです。
それでもパーフェクトとは言えないのですが、ダイワ製に比べてトラブルが少ないのは事実です。だから毎年メバルの時期になるとシマノのリールが欲しいなと思うのです。

青森の冬季のメバリングは「巻き」で食わせたり誘う事が極端に少ない、全国的に見ても特殊で極めてテクニカルな釣りが要求されます。水温低下で中層や上層に浮かず、ジッとボトムに張り付いたメバルを誘って食わせるシビアな釣り。この釣りが出来ないと釣果に何倍、何十倍の差が出ます。「メバルなんて簡単」と馬鹿にしていると痛い目に遭うのです。初夏とは大きく異なり冬季のメバルは決して「癒やし」の釣りではありません。

だからタックルで最重要視するべきはリールの回転の滑らかさとか巻き感度とか重量ではなく、ロッドの感度なのです。風でブレず、ごく小さな吸い込みバイトも確実に手元に伝えてくれるチューブラの高感度ロッド。そしてわずかな吸い込みでもワームをメバルの口に運んでくれる「適度な伸度」のライン。それが全てです。
もちろんリールもある程度の性能は必要ですが、リールに一番求められるのは大きめのスプール径とボディ素材です。小径スプールに巻かれたラインは、低温下ではヨレが発生しやすく、飛距離が出せないばかりかライントラブルの原因になります。そして金属ボディのリールは時には指が張り付くほど冷たくなります。
氷点下5℃以下の環境を甘く見てはいけません。タックルにしても釣り方にしても、全国標準に倣っては成立しないのが青森のウインターメバリングです。

そもそも細身のメバルロッドとは言え、7フィートを超えて8フィートクラスになると2000#サイズのリールではタックルバランスに問題があります。組み合わせるロッドによっては、2000#サイズのリールでも持ち重りしてしまうでしょう。ダイワがメバル用リールとして2500#サイズをリリースした理由は、自分と全く同じ考えからでした。メバルロッドの標準は現在7.5フィート(7ft6in)。とすれば、ダイワで2500#、シマノで3000#サイズがベストバランスという事になります。
リールのサイズの話になると、自重の話が良く出てきますが、20g、30gの差で釣果に大きな差が出るとは思えず、多少自重が重くても持ち重りが少なくトラブルの少ないバランスタックルで挑んだほうが余程釣りやすいのです。実際、周囲よりも飛び抜けた釣果を叩き出している人のタックルを見せて貰えば一目瞭然。地元のスペシャリストは多くの方が2500#(ダイワ)や3000#(シマノ)というサイズを使っています。

新しいリールの話に戻りますが、以上の理由からそれほど高価なリールは必要ありません。ある程度の性能があれば十分なので、デザインは好きではないのですが新製品のSTRADICを候補に挙げました。ストッパーを省いた設計も個人的には○だと思います。

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2500Sと3000Cは同じボディでスプール径は同じ。違うのはラインキャパとドラグ力、そしてハンドルノブの形状。2500Sがドラグ力2.5㎏なのに対して、同じボディ、同じスプール径の3000Cが6㎏なのは、単にスプール溝の深さの関係。2500Sだろうが3000Cだろうがスプールエッジに近い位置で測定すれば、2kgにも及ばないでしょう。ちなみにこのサイズのシマノリールに高負荷を掛けたら高い確率でメインシャフトが曲がります。シマノリールの欠点ですが、おそらくSTRADICでもこの点は改良されていないでしょう。
よってドラグ力の比較はあまり問題ではありません。ハンドルノブの形状もどっちでもいいのですが、メバル以外の魚で使うことも考慮すればT型の3000Cが無難なのかもしれません。3ポンドラインを巻くならば、どちらも下巻きの手間は同じです。

実売価格は19000円ほど。ネットならもっと安く買えるところもあるでしょうが、地元で買えるものは地元で買うというのが自分のポリシー。多少高くてもその後のアフターや地元釣具店とのコミュニケーションが大切です。
リールが決まったところで早速購入・・・と思ったのですが、最後の最後で問題発覚。
うっかりしてましたが、このリール、ボディが金属だったんですね・・・。

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金属ボディはホントに冷たくて、集中力をそがれます。だから、樹脂ボディは譲れない部分なのです。
かと言ってCI4+のリールは高価。
さて、どうしたものか・・・
もう少し悩みそうです。

北海道に発注していたアキアジスプーンが到着しました。これで全ての準備完了!!

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あっ、来週予定していた宮城遠征は、台風18号の影響で残念ながら延期です(泣)。