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‘乗ってみる’ カテゴリーのアーカイブ

雨と強風と波と

2012 年 6 月 26 日 Comments off

F氏艇(ニモ フィッシャーマン)の進水式は納品の翌日。

あいにくの強風に加えて雨。当然のように波も高い。

こんな状況でカヤックの初乗艇はどんなものか?とも思うのだが、こんな悪条件だからこそ経験しておくことが大切。

安全対策を完璧に行った上でいよいよ進水式。

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カヤックは風に弱いと言われるが、インフレータブルに比べれば全然マシというのが個人的な印象。
インフレータブルが出船できないこんな状況でも、カヤックは向かい風で2.5ノット程度のスピードで移動できる。しかも、バウの抵抗が少ないので、水を被る確率も少ない。

乗ってみて初めて分かったが、ニモ フィッシャーマンの安定性は高く、故意に沈しようとしても難しい。静止水面ならば、容易に立ち乗りができる。運動性も噂通りで、方向転換は軽くパドルひと漕ぎで良い。まさに、ビギナーからベテランまで幅広く遊べる艇と言えるだろう。
何よりも魅力なのは、20kgという軽量ボディ。車載も容易だし、波打ち際までの移動も楽々。
FishPro45と比較すれば、パドリング時のバウの振れは大きめだが、長さが115cmも違うのだから、それは致し方のないこと。

移動中にみつけた、ちょっと気になるポイントを軽く攻めてみる・・そんなお手軽フィッシングが可能なニモ フィッシャーマンやオージーは、かなり魅力的な存在だ。

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夏日を記録する日が多くなり、益々カヤックの出番が多くなる夏も間近。

15km

2012 年 6 月 14 日 Comments off

七里長浜は遠浅の海岸。

水深40mまで移動すると、3海里を超える可能性があるので、15馬力未満のボートは違反になることがある。

場所にもよるが、水深20mで陸からの距離は約3㎞。そんな20mラインを目指して砂浜から漕ぎ出す。

GPSに出る陸からの距離が2㎞を超えても水深15m。そこから17~18mラインが暫く続き、ストン・・と20mになる。

更に沖に出て22mラインからシーアンカーを投入して釣り開始。

たまに出る反応はメバル。
釣れれば25cm以上の良型だが、狙いがヒラメ、マダイ、青物なので周囲を移動しつつ反応を探すものの、魚探に出る反応は根魚がほとんど。

一端岸近くまで戻り、浅場でヒラメ、マゴチを探すものの、やはりノーバイト。

悩んだ末に意を決して再び3㎞沖へ。

結局メバルばかりの半日だったが、移動距離は初の二桁台で、約15km(弘前から浪岡くらい)。いつもは8km程度なので、その2倍近くも漕いだことになる。

出艇も10回を数え、15kmの移動もさほどしんどいものには感じなくなってきた。
慣れとは恐ろしいものだ。

パドリングでのトータル移動距離が80㎞を超え、「随分漕いだなぁ」と思うのだが、ベテランカヤッカーならばわずかに2~3回分の移動距離。

まだまだ1/3人前・・・。

限界にチャレンジ

2012 年 6 月 12 日 Comments off

東の風8、波2ウネリ3

沖には白波が立ち、背負ったカヤックが風に煽られ、フラフラと不安定に波打ち際まで歩く。

とても釣りができる状況ではないが、自分の艇と自分のスキルの限界を知りたくて荒れた海に出てみた。

バウから襲いかかる波。気を抜けば方向を一気に変えられる強風。

そんな状況に立ち向かい、必死にパドリングすること2時間。

物珍しそうに近くを通る漁船の横波や、堤防に跳ね返って増幅する波とが複雑に絡み合う中、せいいっぱいのパドリングで何とかクリアー。
上陸した時には、ヘトヘトになっていた。

こんな状況でも特別に不安を抱かせないprofishの類い希な安定性と操作性にあらためて驚くとともに、ほんのちょっとだけだが自分の限界を高められたことに満足できた。

次は限界を更に上げて・・・釣りと同じくらいパドリングを楽しみたいと思う自分が居る。

それはまるで沈を望んでいるかのよう。

その日はそれほど遠い未来ではないだろう。

2+1&ニモFピンク 初出陣

2012 年 6 月 10 日 Comments off

生憎のヤマセ(東風)に加えて雨。

とりあえず最初の予定通り現地に集合してはみたものの、遊漁船でさえ中止になるような海況。

ならば風裏しかあるまい・・と即刻移動した。

ちょっとした砂浜さえあれば、どこからでもピンスポットで出艇できるのがカヤックの有利な点。だから、基本的にカヤックフィッシングは「中止」が少ない。

今回は初実釣に臨む2+1のI氏と、昨日ニモFピンクが届いたT氏の進水式。生憎の天気だけど、とにかくカヤックに慣れてくれればいいなぁという思いで4艇での出撃となった。

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4艇が海岸にズラリと並んだ光景は圧巻。なんか格好いい。
現場で振動子の取り付けやなんやかんやで、沖に向かったのは4時30分頃。

初めてのポイントなので、期待してなかったのだが、沖合1㎞ほどから魚探に反応が出始めて、2㎞までの区間はマダイの反応でいっぱい。

最初のヒットは2+1初出陣のI氏。2+1が引きずられているのが遠目にもよく分かった(笑)。

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カヤックでの初ゲットが、70cmオーバーのマダイなのだから、I氏も大満足。
おめでとうございます。
とりあえず一安心。

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その後は手が届くほどの位置から迫力満点のイルカショーを堪能し、8時頃までいい感じで釣れ続ける。

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ビデオと写真の撮影をしながらなので、バラシも多かったが、それでも一人平均4枚の釣果。しかも、この海域は他と比べてマダイのサイズが大きめで、やたらと体高が張っているので良く引く。

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必要な分だけキープして、9時には大満足で帰還。

全員が童心に還って楽しめた一日だった。

残念だったのはニモFピンクのT氏。仕事の都合で、6時半上がり。パドリングを楽しんだだけで終わってしまったが、それでも本人曰く
「漕いでるだけで十分に楽しいです」
と喜んでいただけた。
最初はぎこちなかったが、2時間のパドリングで一気に上達。
上陸時はスムーズなパドリングで危なげ無く、安心して見ていられるまでになっていた。
もう大丈夫。次回はきっと釣れますよ。

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上陸後は今日のポイントについての談義。
「ヒラメも良さそうだ」
「アオリイカは最高だろう」
なんて、ますます夢が膨らんでゆくのである。

最高の初陣を果たした2+1と、本日の目的を無事にクリアーしたニモFピンク。
充実した今日という日に感謝。

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初シーバスフィッシング

2012 年 6 月 6 日 Comments off

カヤックフィッシングにチャレンジしようと思った第一の理由は、攻略しきれなかったポイントでシーバスを釣ること。そのためだけにコツコツとカヤックの勉強をし、練習をして実釣できる段階までになった。
まさに「漕ぎ付けた」という言葉がふさわしい。

海上のマダイジギングでカヤック上からの釣りに慣れたところで、いよいよ大本命にチャレンジ。

ゲレンデは、兼ねてから攻めてみようと考えていた河口域。
GWには別の場所でシーバスを狙ってみたが、季節的にちょっと早かったのか、シーバスの反応は渋く、ポイントのロケーションが確認できた程度。
今回のポイントは例年であれば確実にシーバスが遡上しているはずだ。

気がかりなのはベイトが少ないこと。今期はメインベイトのアユの遡上が異常に少ないとのことなので、河川内のシーバスにも影響が出るはずだ。

今まではショアから届く範囲しか攻めたことがないポイントの「その向こう」を魚探で水深を確認しながら進む。
何本か視認できる流芯。
昨年まではこの流芯にルアーが届かず、やきもきさせられたが、今期はカヤックという最強アイテムを得ることで直撃可能。射程範囲が大幅に広がった。

開始から30分。
ほどなく60cm弱のフッコがヒット。

幸先の良いスタートに気をよくし、今日はたくさん釣れそうだなぁ・・とほくそ笑む。

しかし

もう少し大きいのが釣れたら写真を撮ろう・・・と思ったのが大間違い。約6時間、10㎞近い距離を移動し、釣れたのは後にも先にもこの1匹。

潮が悪いとか、水色がどうのとかの言い訳はしないが、辛くもカヤックフィッシングの初シーバスに出会えた・・という結果に満足することにして釣り場を後にした。

次のための調査は完璧。ポイントと思われる場所に沈む目に見えないストラクチャーや水深はしっかりと把握できた。
焦ることはない。
ハイシーズンはこれからなのだから。

パドリングにやっと体が馴染んできたのか、今日は筋肉痛無し。

初陣

2012 年 5 月 26 日 Comments off

必要なものをコツコツと揃え、パドリングの練習を積んで挑んだ初陣は、平舘沖がゲレンデのマダイジギング。

同行はニモ フィッシャーマンの親友。今日が進水式で、同時にカヤックフィッシングの初陣でもある。
二人とも初めてのカヤックフィッシングだから、1枚でも釣れればいい・・それが本音。

けっこうな強風と波の中、不安を抱きながらのパドリング開始だったが、、風にも波にも強いバイキングカヤックだけあって、10分後には全ての不安が吹き飛んだ。風速5~6m、波1mウネリ2m。「このくらいならまだまだ余裕」それが正直な意見。

あっというまにポイントに到着。
ほどなく親友のロッドが曲がる。

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その後は水面下10m以浅で、怒濤の連続ヒット。釣っては放し、放しては釣る・・のくり返しが続く。

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最大は75cmオーバー、アベレージは50~60cmと、この海域のマダイは他と比べて一回り型が良い。

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ふた流し目で二桁を突破、おおよそ4時間に亘り絶え間なく続いたヒットに大満足。出来過ぎの初陣を華々しく飾ることができた。

 

ところで、初めてのカヤックフィッシングで感じたことがいくつかある。

カヤックはエンジンが無いことが最大の欠点かもしれないが、それは同時に最大の利点でもあるということ。マダイはエンジン音や船舶の影、船底からの音で泳層を変える。具体的には大型ほど下層に沈みやすい傾向がある。
マダイに限らず、魚は大型ほど補食に有利な場所に定位する傾向が強いが、同時に警戒心も強い。よって、エンジン音や船底から響く音にはすこぶる敏感だ。ベイトが浮いていれば本来は上層ほど大型が多いはずなのだが、小型のマダイの下で大型がヒットするケースが多々あるのは、そんな理由からだ。

まるでステルスのように静かに群れの上に移動できるカヤックは、マダイに警戒心を与えない。だから、魚探に出た反応は、長時間真下に出続けるし、水面下6~8mなどという表層に近いレンジで大型が食ってくる。警戒心の無いマダイがメタルジグに示す反応が、いかに大胆なものかは、マダイジギングの経験があれば容易に想像できるだろう。そう、疑うことなく何度でもバイトしてくるのだ。

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安全面の問題もあり、カヤックの近くにプレジャーボートや漁船は近づかない。それも幸いして群れを散らさずに静かな釣りが楽しめるのもカヤックの良いところかもしれない。
それでも近づいてくるプレジャーやミニボートもあるが、エンジン音が近づくとマダイは急激にレンジを変えて20~25m下まで潜ることも、魚探反応でしっかりと確認した。

忘れがちな釣りの基本、「静かに釣ること」の大切さを改めて実感できた1日。そして何よりもカヤックフィッシングがこれほど楽しいものなのだと実感できた今日と言う日はプライスレス。こんな楽しい釣りは何年ぶりだろう?と、久しぶりにワクワクさせていただいた。

パドリングとファイトを繰り返した5時間。気になる艇の水漏れだが・・・両艇とも一滴の水漏れも無し。これは凄いこと。

あちこち筋肉痛だが、それもまた心地よい。 

しかし、マダイはあくまで前哨戦であり、練習でしかない。

益々膨らむカヤックフィッシングの可能性。メインステージはこの先にある。

カヤックは健康にいい

2012 年 5 月 14 日 Comments off

カヤックに乗ってパドリングすると、胸のあたりと上腕はもとより、背筋がもの凄く鍛えられる。

そのせいか、最近は腰痛が治り、ずっと悩んでいた右膝の痛みも緩和された。

そればかりではない。

わずか2時間ほどパドリングしただけで、体重は大幅減。体脂肪も大きく落ちる。

つい先日から乗り始めたばかりなのに、体重は5㎏、体脂肪は5%減。

おかげで体も軽く、最高の健康法を見つけた気分。

わずかな予算で多くのものを得られるカヤックに、益々惚れそうだ。

ハイ or ロー

2012 年 5 月 9 日 Comments off

先日の進水式。実は、終わってみると膝から腰までがずぶ濡れだった。

初めてのパドリングで慣れないこともあるが、どうもパドリングの方法自体に問題がありそう。

基本のハイアングルパドリングでは、パドルの片側が高い位置に来るために、どうしても艇内への水の侵入が多くなってしまう。

現場でいろいろ試してみたが、体力的に楽で、水の侵入も少ないのはローアングル。

ただ、ローアングルではどうしてもスピードが落ちてしまうし、向かい風や早い流れでは推進力不足になってしまう。

結局、両方をうまく使い分けることが必要なのだろう。

水温が高い夏場ならば、多少水を被る程度のほうが涼しくて良いが、それ以外の季節はできれば水を被りたくないなぁ・・・というのが本音。あとはウエアーで対処するしかないかな?

いよいよ進水式

2012 年 5 月 8 日 Comments off

準備もほぼ整い、本日無事に進水式を完了。

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距離にして約4kmの移動、アンカートロリーやシーアンカーのテストの時間も含めて、2時間ほど遊んできた。今回はあくまでカヤックというものを知り、パドリングを覚えるのが主な目的なので釣りは無し。

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進水式を終えて感じたのは、まず何よりも安定性が高いこと。そして、思っていた以上にスピード感があること。

凪ぎてはいるがウネリがある海上の沖合1kmほどまで出てみたが、危険は全く感じなかった。パドリングは焦らずユックリ、確実に行ったほうがスピードが乗りやすい。

途中から推定5~6mの陸風が吹き始めたが、この程度の風では全く問題無し。波打ち際に近い場所は結構な波立ちだったが、水面を滑るように難なく上陸できた。

艇に取り付けたアンカートロリー及び自作シーアンカーもしっかりと機能してくれたので、これでとりあえず釣りは可能。

心配していた水漏れだが、ドレンを開けてみても全く浸水の気配無し。

いろいろな面で・・というか、ド素人でもこれだけ楽しめるprofish45は、噂通りの素晴らしい艇だった。

肩や腕の筋力が鍛えられることは誰でも想像できるが、パドリングでは背筋がしこたま鍛えられる。普段の生活では、あまり鍛えることができない部分なので、腰痛の緩和に一役買ってくれるかもしれない。

2+1進水式

2012 年 5 月 6 日 Comments off

nemo 2+1 Anglers(大人2人と子供1人が乗れるタイプで釣り仕様) の仲間は、納艇翌日に進水式。お子さんを二人乗せて陸奥湾に浮きました。

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水漏れほぼゼロ、高い安定性のバイクキングカヤックなので、何の不安もなく存分に楽しめたようです。写真を見た限りでは、浮力も何ら問題ありません。

家族にも大好評とのことで、今後は様々な場面で活躍してくれるでしょう。

この艇も、これから先は釣りに向けての艤装が施されるでしょう。最終的にはおそらく、いや、ほぼ確実に魚探が取り付けられるはずです(笑)。

さて、我がRocinanteⅢの艤装も着々と進み・・・進水式はいつかな?