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‘考察’ カテゴリーのアーカイブ

8本撚り

2021 年 4 月 20 日 Comments off

実は、訳あって今の今まで4XのPEラインしか使えませんでした。
みなさんご存知のこととは思いますが、4Xをスピニングリールで使ったときのノイズの大きさときたら・・。
一人の釣りならまだしも、ボートやタンデム艇では同行者にとても迷惑です。
おそらく、水中での「糸鳴り」も大きく、その点でも他に迷惑を掛けています。

そして今年、ついに8Xが解禁。

快適そのものです。

ヒメマス終了

2016 年 7 月 21 日 Comments off

7月11日からの十和田湖特別解禁も昨日20日にて終了。
銀ピカの美味しいヒメマスが釣れるシーズンも、実質終了です。

6月までの解禁期と、特別解禁と・・今期はヒメマス釣りを勉強したくて、足繁く十和田湖に通いました。解禁日だけ・・と思っていた特別解禁も、結局3回も行ってしまいました(笑)。

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ヒメトロとかスプーンとか・・そんな格好いい釣り方ではなく、十和田湖ではごく一般的な、「サビキ」を使った釣りです。
しかし、たかがサビキ釣りと侮るなかれ、刻々と変化するポイントやタナはもちろん、仕掛けやオモリ、取り込みなど、どれひとつ欠けても数を伸ばせないとても奥の深い釣り。常にリミットメイクするにはそれなりのコツと慣れが必要です。

そしてこの釣りの最大の特徴は、サビキ仕掛けを下げながらスローで移動する・・・という、言うなればサビキトローリングが主体になるという点。
ヒメマス自体はとても遊泳力があり、かなり高速に機敏に泳げる魚ですが、サビキトローリングでベストなスピードは個人的な感覚では時速1km以内。0.5ノット程度のスピードで移動するには船外機では難しく、エレキを使って釣りをする人も少なくありません。
そう言う意味では、前後に自由に、瞬時に、しかも極めて静かにデッドスローの移動が可能なカヤックは、ヒメマス釣りでもまた最強のアイテムと成りうる・・というのが今期の結論です。強風時の絶妙なスピード調整もカヤックならお手のもの。

さまざま使ってみたものの、最終的に市販の仕掛けはカヤック(十和田湖)には合わず、自分の釣りができなかったので、仕方なく自作することに。その仕掛けもまたハリのサイズや形状、仕掛けの太さ、ハリ間など何度も改良を重ねてカヤックに最適のものが完成しました。

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この仕掛けのおかげで、悩みまくったバラシの多発も少なくなり、トラブルも激減。更にはヒメトロの要素も盛り込むことで、デッドスロートローリング時の釣果が飛躍的にアップしました。

特別解禁期間3回の釣果は、全てアッサリとリミットメイク。25cm以下は放流して、尺絡みサイズ以上をキープする・・という余裕まで生まれました(今期最大は35cm。一度の釣行で33cm前後が5~6匹混じりました)。
カヤックの釣果に、駐車場の管理人さんもビックリ。
現地で話しかけてくる釣り人も少なくなく、カヤックヒメマスは注目の的・・になりつつあります。

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ヒメマスは下手に調理するよりも、生が一番美味しい魚。
それでも冷蔵で保存できるのは2~3日が限界なので、1食分ずつに小分けして冷凍保存。

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とても贅沢な話ですが、我が家は、ここしばらくほぼ毎日のようにヒメマスの刺身です。
全身トロのヒメマスの切り身を、30秒ほど酢に浸してからワサビや生姜、ニンニク醤油で食す。
これが最高です。

もう釣りは出来ませんが、来期のために魚探だけをセットしてポイント探しの目的でツーリングするのも楽しいかなと思い、近々実行予定です。

秋に釣れる産卵直前のヒメマスは基本的に釣りませんが、解禁直後に限り婚姻色の出ていないヒメマスが沖で狙えるらしいので、もう一回だけ浮いてもいいかな?

Aモードの活用

2016 年 5 月 20 日 Comments off

HONDEXの魚探には「Aモード」という機能があります。
あくまで私の想像ですが、これは振動子の中心軸(最大強度)から音波のパワーが半分になる場所(ビーム幅)の更に外側にある弱い音波(あるいはサイドローブ?)を活用した機能と思われます。
AモードがONになっていると、強い反応が周囲に現れた時に、魚探画面に映る前に知らせてくれます。
魚探の画面は99%が過去ですから、この「予告機能」はレンジ合わせにとても便利です。
例えば、フォールさせた仕掛けがボトム付近にある時、Aモードの反応が底から20mに出たら、素早く15mほど巻き上げて、やがて画面に映し出される本反応に対処すれば、効率良い釣りが楽しめるというわけです(ビーム幅の外にある反応ですから、実際のレンジよりも深く表示される事に注意)。

しかし、Aモード画面の反応が、時間軸とともに必ず魚探画面に映し出されるわけではありません。
それは、近くに魚が居るのだけれど、振動子のビーム幅の内に魚が入ってこない場合です。ビーム幅の外側をかすめて通過した場合・・・と言えば分かりやすいでしょうか。

見落としてしまえば魚の存在に気づく事なく終わってしまいますが、しっかりと見ていれば、魚探に反応が無くても近くの何m付近のレンジに魚が居るか?を予測できます。
200KHz振動子が情報として伝える範囲は極めて狭く、照射角12~15度程度の場合、水深50mのボトムで直径6m程度(あくまで計算上の大凡の数値。実際にはサイドローブで、艇の真下は広めに感知しているように思う)。中層の25mでは、その半分の範囲しか魚探に映し出されない事になります。つまり、30~40mの水深で、やっとカヤックの長さ程度の範囲を映し出しているという事です。
たまたまその狭い範囲を通った魚を映し出しているのが魚探なのです。

ですから、場合によっては周囲に魚がウヨウヨ居るのに魚探には全く反応無し・・なんて事だって有り得るわけです。
全く反応が無いのに魚が釣れた・・という経験は誰しもあるはず。それはある意味、当たり前の事なのかもしれません。

そう考えると、Aモードという機能がいかに大切かがお分かり頂けると思います。
魚探には映らないけど、極めて近い場所の、このレンジに魚が居る・・・それが分かると分からないでは釣果に雲泥の差が出るというわけです。

画面が狭くなるから・・・とAモードをオフにしている方。せっかくの機能ですから、活用する事をおすすめいたします。
特に今期のマダイはAモードが無ければ釣りにならない状況にしばしば遭遇しています。
Aモードを使いこなせば、居ないと思っていたマダイも見つかるかもしれません。

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(カヤック仲間、今朝の釣果)

PS-511CN-E

2016 年 4 月 26 日 Comments off

PS-501CNの新型、511CNが販売開始。
で、早速取り寄せました。

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と言っても自分用ではなく、昔からお世話になっている遊漁船の船長からの依頼。
我々がカヤックで使っている魚探を見て、自分の磯舟に魚探を取り付けたいとのこと。

・GPS機能が欲しい。
・電池ではなくバッテリーを使いたい。
・充電器も欲しい。
・船上のどこでも魚探が見られるようにしたい。

そんなご要望で、予算はなんと5万円・・・お世話になった方なので断わることもできず引き受けました。

知ってる方なら既にお気づきでしょうが、魚探(税込4.1~4.3万)とバッテリー、充電器で既に予算いっぱいです・・。

他に必要なのはオプションの電源ケーブルと振動子の延長コード。この二つで税別12500円。
バッテリー用ケースや振動子取付部材で数千円。
加えて現場まで2回往復(400km)分の燃料代も含めると、約2万円の自腹確定(泣)。

こりゃたまらん・・というわけで、電源ケーブルと振動子延長ケーブルは自作することにしました。
電源ケーブルは簡単ですが、問題は振動子ケーブル。
2芯だとばかり思って購入した切り売りケーブル。しかし、いつのまにか3芯になっていて(以前と同じ型番でも、ケーブルが太くなってます)使えず・・結局買い直すハメに(泣)。

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もともと3mのケーブルに7m足して、計10mに・・という予定でしたが、コードが長くなった分、ノイズが多くなってしまいます。似たような仕様のケーブルなのですが、純正ではないので仕方ありません。
最終的に追加分5mの計8mでノイズを拾わなくなりました。
取付部材やケース類、燃料代を含めて、何とか自腹1万円(泣)。

取付はわずか10分程度。
その後はテストとばかりに沖へGO(笑)。
2時間ほど実釣して、しっかり機能していることを確認してきました。

511CNは地図を西と東のどちらか選べるようになったもの。つまり、今まで不要だったデータを削除して、その分の容量を使って地図を詳しくしたという感じ。501CNは、GPSの無い500Cの余ったメモリ容量に無理矢理GPSをプチ込んだものなので、地図自体は全く期待できないもの(HONDEXの方がそう説明してくれました)でしたが、511CNになって、それなりに使えるようになりました(東西ではなく、東北バージョンや県別バージョンにして、もっと詳しい地図になればいいですね)。

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と言ってもこの程度なので、今現在501CNを使っている人は、敢えて511CNにする必要はありません。
実質、あと7~8000円足せば、格段に機能が上のPS601GP2が買えるし、1.5万円足せばKFでは最強のHE-601GP2が買えるのですから、どうしても電池で使いたい、どうしても予算が足りない・・・という以外は600シリーズをおすすめします。

振動子の互換性

2015 年 12 月 18 日 Comments off

カヤックフィッシングの定番魚探と言えばHONDEX社のPS-501CNですが、地図が見難いことと、2画面で使えないなど不便な点も多く、上位機種のPS-600GPⅡやHE-601GPⅡにアップグレードする方も増えています。

ここで問題になるのが振動子です。
カヤックに於いては、カヤック内部の艇底に振動子を貼り付ける方法と、アングル等を利用して艇の外側に出す方法の二通りありますが、外付けは扱いにくいため、前者の艇底に貼り付けるケースが多いのではないでしょうか。その場合、気密性の関係もあり、振動子はその艇専用として付けっぱなしにするのが一般的。つまり、振動子は艇の数だけ必要になります。
自分の場合、手持ちの艇が3艇なので、魚探を替えた時に(PS-501CNからHE-601GPⅡ)新たに振動子を2個も追加購入しなくてはならなくなりました。PS-501CNは出力が100Wで振動子はTD04(200kHz)、HE-601GPⅡは出力が300Wで振動子はTD03(200kHz)。同じ200kHzですが、形状が全く異なります。
全ての艇の振動子を交換となると、手間も大変ですが、振動子を新たに購入する費用も馬鹿になりません。しかも外した振動子は無駄になってしまいます。

出力の違いこそあれ、同じ200kHzなら互換性があるのでは?と考え、メーカーサイドに問い合わせしてみました。すると、TD04は100Wの出力までの設計なので、300W出力では使用できず、故障しても保証出来ないとの返答を頂きました。つまり、メーカーサイドの答えはTD04と03に互換性無しということです。

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しかしここで疑問が発生します。

それは、出力200WのPS-600GPⅡの標準振動子が、何故か100W用のTD04だという点。
よって、100W用とされるTD04は、実はそれ以上の出力でも使用できるという事になります。
問題は300Wでも使用可能なのか?ということ。200Wで使えるなら、300Wでも大丈夫なのでは?

振動子を壊す覚悟で試してみよう・・・と、現場でテストしたのが今年5月。
少なくとも水深60m付近までならTD04と03の違いはなく、どちらも同じように使用できました。
その後、最近までの間に何度もHE-601GPⅡ+TD04の組み合わせで使用を重ねてきましたが、故障はもちろん不具合も全く無く、普通にたくさんの魚を釣ることができました。

よって、HE-601GPⅡに関してはTD03、TD04の両方が使えるというのが私的な結論です。
あくまでメーカー保証外ですから、自己責任での使用になりますが、振動子の互換性でお悩みの方の参考になれば幸いです。

せっかくの飛び石連休ですが・・

2015 年 10 月 30 日 Comments off

天気は最悪ですね・・・。
果たして連休中に浮けるのでしょうか?
残り少ないKFシーズンですから、11月は有給休暇を消化してでも浮いちゃいましょう。

さて、今回はリールと魚探のお話し。
シーズンオフ間近となり、リールのメンテ依頼が増え始めてます。
潮を被りやすいKFで使用したリールは、完全に錆び付いてメンテ不能になる前に早め早めに手を打っておきましょう。

陸奥湾の養殖棚周りの流し釣りで大活躍するのがカウンター付きの両軸リール。カウンターがある事で、ロープ類への根掛かりによるルアーのロストも少なくて済むし、魚の反応に対してはダイレクトにレンジを攻められます。カウンターが有ると無いとでは、釣果はあきらかに違ってきます。
カウンター付きリールはいろいろありますが、今期仲間内で一番人気だったのがダイワの紅牙に代表されるICS(ICV)シリーズです。

しかし、このシリーズ、メンテにはちょっと欠点があります。
ベイトリールのメンテは、スプールを外して軸周りの清掃やグリスアップをするのが一般的ですが、ICS(ICV)シリーズはスプールの取り外しに問題があります。スプールの受け部分にあるICモジュール部分を外してスプールを外すのですが、組み立て時にこのICモジュールが正確な位置にないとスプール軸のセンターがズレてしまうのです。

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センターがズレているとどうなるか?
クラッチオフ時、メカニカルブレーキノブをユルユルにしないとルアーがスムーズに沈下しません。
負荷が掛かった状態でスムーズに巻けずガクガクします。
ドラグがスムーズに作動せず、ガクガクします。

つまり、最悪な状態です。

完全にセンターがズレていれば直ぐに異常に気づくと思いますが、厄介なのは微妙にズレている場合。
大物がヒットしなければ(高負荷にならなければ)、何となく違和感を覚えながらも普通に使えてしまいます。
しかし、次に使用する時、クラッチを切ってもスプールが逆転してくれないという症状が発生します。
何度か上げ下ろししているうちに使えるようにはなるのですが、その間に大切な時合を逃してしまうことになりかねません。

ご自分でメンテした後に以上のような症状に悩まされているならば、(組み立てさえ問題なければ)多くの原因がこのセンターズレです。
ICモジュールの取付は、実際にクラッチを切ってスプールを逆転させたりドラグを滑らせたりしながら、ベストな位置を探し出してからビスで固定するのが正解です。プラスティックハンマーなどを使って、少しずつ少しずつ調整するのが良いでしょう。
面倒で根気が必要な作業ですが、慣れれば割と簡単にできるようになります。

次は魚探のお話。

皆さん、魚探はしっかり使いこなしてますか?
いつも「オート」では、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
釣りに行けない時は、何度も取説を読み直して、魚探の使い方を勉強するのも楽しいのではないでしょうか?

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特に「送りスピード」や「パルス幅」、「Aモード(HONDEX製品)」の設定は、直接釣果に大きく影響してきます。また、海底の状態を把握するためにも一次反射と二次反射、反射の強弱による色表示の違いなどは最低限理解しておきたいものです。水深を知るだけの道具として使うのは勿体ないですから。

原点回帰

2015 年 6 月 23 日 Comments off

日曜のメバル爆釣から、ずっと考えている事があります。
それは無尽蔵に存在しているカヤックならではのポイントを開拓する事です。

岸からでは届かず、かと言って動力付きの船舶では攻略不可な「極めて陸に近いポイント」。
それは、自分がカヤックフィッシングを始めた原点でもあり、手付かずのポイントです。
エンジン音を轟かせながら探っても、けっして見つかる事の無い隠れたポイントが山ほど存在しています。

先日大釣りしたポイントは、実は過去に何度もその真上を通過しており、魚探にたくさんの魚影が映っていた場所です。それなのに一度も糸を垂らす事が無かったのは、その沖に居る魚にしか目が向いていなかったからです。

カヤックフィッシングも300回をとうに越えて、いつのまにか原点を忘れていた自分に気づきました。

魚影を確認していながら無視していたポイント。
思い起こせばたくさんあります。
そこにどんなサイズのどんな魚が生息しているのか?さえ分かっていません。

KF仲間が予想を遙かに超える勢いで増えた今、同志と連携したポイント開拓も不可能では無くなりました。
今一度、原点に戻ることで、カヤックフィッシングの裾野は益々広がるのかもしれません。

マーキングポイントの誤差

2015 年 6 月 12 日 Comments off

久しぶりに浮こう・・と意気込んで、完璧に準備を整えて仮眠。
目覚めたらすっかり明るくなっていた昨日の朝でした(笑)。
結局カヤックには乗られず、近場でナマズに遊ばれてました。
PCと睨めっこの作業は体の内部に疲労が蓄積されるのです。

編集中の「艇の素」も、Googleドライブを使った仲間との座標共有も、より正確性を求めるためにはGoogleアースを使った座標確認が大切な作業です。
そんな作業で頻繁に発生するのが、マーキングポイントの誤差。
以前、PS501CNとHE601GPⅡでは精度に違いがあるのでは?という書き込みをしましたが、いろいろ検証してみるとマーキング時の地図縮尺の問題だという事が分かってきました。
具体的には、「マーキング時も読み取り時も地図は最大にする」事が重要。
実際に試していただければ分かりますが、広域のままでマーキングすると、実際の座標と何メートル、場合によっては何十~百メートルも誤差が発生してしまいます。
実際の現場では、わずか2~3mのズレでも目的の根を探せないことだってあるのですから、この誤差はとても大きいと言えます。
よって、より正確性を高めるためには、マーキング時に地図を最大まで拡大した状態で行うことが大切です。更にバックアップ時も最大の状態で表示される座標を書き留めます。
実際の現場では、ついついそのままマーキングしがちですが、せっかく見つけた釣れるポイントですから、できるだけ正確にマーキングすることを心がけたいものですね。

今回の座標共有にあたり気づいた事がもうひとつあります。
多くの方が、普段の釣りで座標の登録という作業をほとんどしていないという事実。
釣れた場所、海底に変化がある場所でボタンを一回押すだけの作業。それだけで次回からの釣りに大いに役立つのですから、取り敢えずポチッとしておきましょう。
帰宅してからGoogleアースなどでマーキングの位置を確認しておけば尚良し。何故そこで釣れたのか?まで推測できることだってあります。不要と思われるマーキングは、その段階で削除しておけば良いでしょう。

今日のデータを明日に活用できるか否か?それだけでも釣果は大きく変わってくるはずです。