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リペア作業

2014 年 11 月 7 日 Comments off

バイキングカヤックAUデザインのフラッグシップ、ProFish45(中古艇)のリペア作業をしました。

http://tazawa.ddo.jp/weblog10/?p=5206

気密テストをしてみると、4ヶ所の水漏れ箇所を発見。一番酷かったのはスターン側のハッチ、次にフラッシュマウントロッドホルダーでした。
ProFish45で、内部にアクセスできる部分は唯一スターンにあるハッチのみ。そのハッチの気密性が無いのは困ります。

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外してみると、シーリング剤が完全に硬くなり劣化していました。硬くなったシーリング剤を削り取り、新たに専用のシーリング剤を使って取付ます。ProFish45のスターンは、他に比べて素材が薄くネジが利きにくいのでネジ穴も一度埋め直してからの作業がベストです。

次にフラッシュマウントロッドホルダー。
この部分もシーリング剤が劣化していました。一度外して古いシーリング剤を取り除き、ネジ穴を埋めます。更に、やや大きく空けられた穴を修正したら、シーリング剤をたっぷり使って取付け完了。

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残り2ヶ所の水漏れはネジ穴を埋めた部分。穴埋めにはホットメルトが使われていたため、他の部分も含めて全ての穴跡を溶接でリペアしました。

取り外されていたバウ側のバンジーコードを取り付けてリペア完成。

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これで安心してご利用いただけます。

オーストラリアのバイキングカヤック本社が事実上無くなったことで、パーツ類やアフターを危惧なされる方も多いですが、旧バイキングカヤックジャパン製品に関しては、引き続きパーツの供給及びアフターも継続しますのでご安心下さい。

耐久テスト途中経過

2014 年 10 月 11 日 Comments off

自分が愛用しているAngler410にはJ-Force kayaksのロゴも無ければ、Angler410の名前もありません。
何故なら、ブランド名も艇の名前も決まっていない時点でテスト用に導入されたプロト艇だからです。

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この艇が手元に届いたのは昨年9月初旬。それから1年ちょっとが経過し、浮いた回数は50回を超えました。
50回と言えば、一般的な使用頻度なら2~3シーズン分の回数。多くの皆さんに使っていただいているA410が、あと2~3年経過すると自艇のような状況になります。
言うなれば自分は日々A410の耐久テストを継続中なわけで、何らかの不具合が発生するようなら、早急に対処できるよう常に自艇には目を光らせています。

耐久テストというには、あまりにも過酷な扱いを受けている可哀想な自艇ですが、積みっぱなしで手入れしている暇が無いので汚れはあるものの、今のところ特に不具合は無し。皆さんには長期間に亘り安心してご使用いただける安全な艇としておすすめできます。あと2~3年、今のペースで使用しつづけて問題が出なければ、皆さんの愛艇として10年はご利用いただけるものと思います。

あちこちに開けられた穴の跡はプロト艇の宿命。どの位置にパーツを付けるのがベストか?を繰り返すうちに、穴がどんどん増えてゆきます。皆さんの愛艇は、こんな試行錯誤があって完成したという分けです。

あまりに穴が多くてリペアが追いつかず、簡単に作業できるホットメルトを使って穴埋めしていたのですが、1年が経過してさすがに気密が悪くなってきました。

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最近、艇内部に少量の水分が入るようになったのは、こんな穴がたくさんあるからです。

そこで本格的なリペア。
リペアに欠かせないのがカヤックと同じカラーの素材(リニアポリエチレン)。J-Force kayaksは藤崎倉庫で組み立てられていますので、全てのカラーのリペア素材が揃っています。素材をヒートガンでゆっくりと溶かし、カヤック本体も変形しないように加熱しながら穴を埋めてゆきます。

仕上がりはこんな感じ。慣れないと本体を変形させてしまう難しい作業です。

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小さな穴は、あえて穴を大きくしてから埋める「裏技」を使います。

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パッと見、そこに穴があった事などわからない状態にリペアできます。

リペアが終わったら、内部から圧力を掛けて気密テスト。
気になっていた穴も全て埋まり、水分の侵入は全く無くなりました。

リペアのご相談は常に受け付けております。
穴やキズの数に関係なく、1時間の作業代は3240円となっております。
お気軽にご相談下さい(J-Force kayaks、バイキングカヤック、フィールフリーカヤックのみ)。

明日から留守にします

2014 年 10 月 6 日 Comments off

台風18号、凄かったですね。
幸い地元は大きな被害が出ずに済みましたが、東海、関東地区はもの凄いことになっています。
明日からの出張にも影響が出そうで・・・困りました。
何とか方法を考えなくてはなりません。
今回の予定が順調に進めば、帰りは10日夜になります。ショッピングカートおよびその他お問い合わせの対応は11日以降となりますのでご了承下さい。

随分寒くなりましたね。
特に夜と朝方はもう暖房が欲しいくらいです。
まだ海水は温い感じですが、早朝からの釣りは取り敢えずウエアを着るところから始めないと、寒くてテンションが下がります(笑)。今期もいつも通りに11月まではKFを楽しむ予定ですが、年が明けて2月には、超高級魚狙いで厳冬KFにチャレンジするつもりです。
あの超高級魚が身近なポイントで釣れるとなれば、寒さなど気にしません(笑)。

いずれにしても、雪が降る前にやっておかなければならない事が山ほどあるわけで、そのひとつがゴムボート関係の後片付け。
以前は船検付きの2艇のゴムボートで楽しんでいたのですが、カヤックを始めてからは全く使わなくなってしまいました。トレーラーとセットで購入した救助艇クラスの大型ゴムボートと15馬力船外機はそのまま残しておく予定ですが、最初に乗っていた2.9mのアキレス製ハイパロンボートはもう乗る予定もありません。
処分してしまおうかとも考えたのですが、状態が良く、捨ててしまうには忍びないので、欲しい方に無償で使っていただく事にしました。

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十三湖の開拓で大活躍してくれたボートで、1日で170本(2人)という釣果を記録したのもこのボートだったし、十三湖の地形調査で何度も座礁したのもこのボートでした。とても世話になったし、楽しい想い出をたくさんくれたボートです。今度は新しいオーナーの元で素敵な想い出をたくさん作ってあげて欲しいものですね。
今までありがとう。

トレーラーは、使わなくなってからずっと知り合いの倉庫に置かせていただいたのですが、新たな使い途が見つかったので藤崎倉庫に移動して改造中。来期はカヤック運搬用トレーラーとして活躍してくれる予定です。トレーラーに6艇、車の屋根に2艇で、計8艇を一気に搬送できるようになりますが、超目立つでしょうね(笑)。

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先日、サーフの波打ち際で遊んでいて水没させたベイトタックル。
リールは購入して1回しか使ってないほぼ新品状態なので、水洗いだけして放置しておきました。
数日ぶりに昨日使用したら、ハンドルを回すたびにキコキコ・・と異音が。
やはりメンテしないとダメだなぁと思っていたら、今朝になって完全にハンドルが回らなくなってしまいました。

メンテは早いに越した事がありません。で、即分解。
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異音と回転不良の原因を取り除き、グリスアップして完了。
無事もとの状態に戻りました。

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J-Forceカヤックは、他のカヤックと比較してタックル(主にリール)に水が被りにくいのが大きな特徴です。だから、メンテナンスの回数は今までと比較して格段に減ったのですが、水没してしまったら話は別。
同じ日に水没したセルテートもそうでしたが、とにかく水没したらすぐにメンテ。これがリールを永く使うコツでありキモですね。

昨日あれこれ

2014 年 10 月 3 日 Comments off

今日から荒れ模様の天気予報なので、その前にちょこっと・・・という事で、昨日は朝からマダイ&ヒラメ狙いで浮いてきました。
波は落ちる予定だったのですが、現地に着いてみるとサーフィンに最適な状況・・・
ちょっと躊躇しましたが、100mも沖に出れば大丈夫そうなので、仲間とともに出艇です。

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サーフからの出艇は、いきなり波を被ることもありリスクがありますが、波を越える事がとても楽しかったりします。いかに沈せずに沖に出るか?そんな楽しみ方をするようになると、もはやカヤック中毒も末期症状です(笑)。

なんとか波を交わして沖に。
ふと見ると、さきほどまで左舷にあったはずのロッドが、ロッドホルダーごと無くなってます・・・・。
ロックが甘くて、波を越える時の上下動で外れて水中に落ちたようです。

総額6万円・・・・やっちまった~・・・・

しかし諦めません。
やっと乗り越えた波を、今度は陸側に向かってサーフィン。
沈しないようにパドルを操りながら海底に沈んだロッドを探します。
幸い、潮が澄んでいた事もあり、落とし物発見。
そのまま水中にダイブして回収。
ラッキーでした。

ただ、リールは砂が噛んでガリガリ状態。
スローリトリーブでは使えず、ベイトタックルをメーンに遊びました。
ヒラメは出ませんでしたが、マダイがそこそこ遊んでくれたので満足です。
やはり浅瀬のマダイは楽しい。50cm程度でも、かなり楽しませてくれます。

しかし、水没してしまったリールはアウト。

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帰宅して、すぐに全分解。
ガリガリの主な原因はボールベアリングに入り込んだ砂の微粒子。洗浄で対応できない物は交換です。
すぐに対処したのでサビもなく、元通りに復活させる事ができました。
水没時のメンテは早いに限ります。数日放置すると、ギア類の交換まで必要になるかも。

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順番が前後しますが、昨日、釣りを終えて帰り支度しているところにLINEのメッセージが。
「カヤックに穴が空きました。これって直せますか?」という写真付き。
写真を拡大してみると、けっこう大きな穴。
すぐに倉庫まで持ってきてもらう事にしました。

何故穴が空いたのか?というと、足もとに置いた真切包丁の柄を足で押してしまったため。イメージ的にはこんな感じです(笑)。

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ニモのアキレス腱とも言える、一番薄いところにグサリ・・です。

この部分、実は2mmほどしか厚さがなく、通常の修理方法では完全にふさがらないので、同じ素材を厚めに盛って溶接することにしました。厚さが無い分、ヒートガンで温め過ぎるとすぐに変形してしまうため、作業はかなり困難です。同じ色が無いので、一番近い黄色の素材を使ってカヤック本体を溶かしながら溶接してゆきます。
作業時間約40分。ついでに全体の気密テストと水漏れ部分のシーリングも施して約1時間にて完了。

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これでまた安心して釣りが楽しめますね。もちろん代金は無料です。

ところでこの方のクーラーの中には、青森では珍しいこんな魚が入ってました。

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最初はメジマグロかな?と思いましたが違います。
なんと、カツオなんです。
陸奥湾でもソーダガツオは良く釣れますが、これハガツオ。青森県でこいつが釣れたというだけでも珍しいのに、なんと陸奥湾でゲットしたという事。今年は親潮の勢力が強いんでしょうね。
サイズも2㎏クラス。本ガツオより美味いとの噂です。

話はまたまたかわりますが・・
あまりにも年季が入ったPFDをそろそろ新調したい・・・という話を書いたのは、ちょうど1年前でしょうか。
いろいろ悩んだ末に、同じMTIの定番PFD、ドラドを購入したのは冬のことでした。
しかし、ソラリスがあまりにも愛着があって・・・
未だに新しいPFDには手付かず(笑)。
そして、昨日また洗濯して防水処理をしてしまいました。

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使用回数200数十回。
PFDは古くなると浮力が低下するので新しいものを着るべき。
分かってるのですが、ソラリスが好きなんでしょうね。
単なる貧乏性と人はいいますが・・・(笑)。

FMRH追加

2014 年 7 月 16 日 Comments off

愛艇Angler410も、使い始めてから10ヶ月が経過しました。
浮いた回数も、もう何十回なのか忘れたくらいですが、その安定性と高速性に惚れ込み、もはや他のカヤックには乗れない身となってしまいました(笑)。
4m10cmという長さは絶妙で、一人での上げ下ろしや車載も苦になりません。12フィートクラスの手軽さも魅力ですが、より広範囲にフィールドを探り、ガッツリと釣りを楽しみたいならば、やはり13.5フィートという長さは圧倒的に有利です。

ところで、Angler410にはフラッシュマウントロッドホルダーがシート後方に2個しかありません。釣りをしている最中、ちょっとロッドを立てておけるように、シート前方にも欲しいというのが正直なところです。
もちろん、製品化の段階では検討された部分なのですが、艇の厚みの問題で(内部で干渉のおそれあり)、スペース的にどうだろう?という懸念もあり、フロント側は無しになったという経緯があります。

しかし、よく考えてみたら、実際に取付可能かどうか?は試してませんでした。
ならば、思い切って・・・という事で、試験的に大穴を開けてみました。
こういう事は思い切りが大切。位置だけ決めたら一気にいっちゃいます。

え~い、ままよ。

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これでFMRHが入らないようなら、この穴を塞がなくてはなりません・・・。

恐る恐るFMRHを挿入してみます。

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拍子抜けするほどあっさりと収まってしまいました。

これでAngler410にも4×FMRHの取付が可能な事が判明。

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オプション扱いですが、取付を承りますので必要な方はお申し付け下さい。

久しぶりにカヤックに手を掛けたついでに、カヤックの清掃をしました。
マーブルホワイトというカラーは、キズや汚れが目立たないカラーなのですが、艇底部分が明らかに茶色く汚れているのが分かります。
田澤のカヤックを見た方で、素直な方には「汚ねぇ~」と言われ続け、口に出さないまでも殆どの人がそう思っていた事でしょう(笑)。

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洗剤を使ってゴシゴシとお掃除した後は、アーマオールで仕上げ。
これでまた心おきなく汚せます(笑)。

バウンダリーシューズの補修

2014 年 6 月 10 日 Comments off

 天気が悪い日と原稿書きなどの仕事がある日以外は、ほぼ毎日のようにどこかに浮いているというカヤック三昧の日々です。時には20㎞以上のパドリングなんて事もあるので、帰宅の頃にはクタクタになってしまい、ブログの更新も怠けたままです。本人はあくまで現場主義ですので、ブログの更新が無い時は「釣りばかりしやがって」と思っていただいて間違いありません(笑)。

さて、今日は久しぶりに在宅なので、NRSバウンダリーシューズの修理をしました。このシューズ、水温が冷たい季節には欠かせないネオプレーン製。似たようなシューズはたくさんありますが、もっとも信頼性が高く、田澤の仲間達も8割方このシューズの愛用者です。

自分も今年2月からこのシューズを使い始めました。昨年暮れまではサイドジッパー式のハイカットブーツを使っていたのですが、足の保温性の高さは格段に違います。もっと早く使えばよかったなぁ・・と少し後悔です。

 ただ、私のバウンダリーシューズは、浸水します。購入後、1回目の使用で既に浸水していたので、こんなものなんだろうと思ってました。特に左側がひどく、左足に浴びたスプレーがパンツを伝ってシューズの中に入ってるのかな?と思いながら使い続けていました。
が、同じシューズを使っている仲間数名と一緒に浮く機会があり、その件で尋ねてみると、皆さんのシューズは全く浸水しないとのこと。
えっ!そうなの?
どうも、私はのシューズはハズレだったようです(泣)。

 補修しなければ・・・とは思っていたのですが、5月いっぱいはこのシューズとドライスーツの組み合わせで浮いていたので乾く間がなく、補修作業もできないままでした。6月に入り、水が温んで他のブーツに切り替えたので、天日でしっかりと乾燥させて本日の補修作業と相成ったわけです。

補修と言っても、定番のアクアシールを使って浸水していると思われる箇所を埋めるだけ。目地止めのテープが剥がれている怪しい部分に、たっぷりとアクアシールを盛ってゆきます。

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ちょっと格好悪いけど、水漏れしなくなってくれれば見た目は気にしません。これでダメな場合はまたしっかりと乾かしてからの再補修になります。
時間が掛かるけど、次にこのシューズを使うのは10月頃からなので、それまでには何とかなるでしょう。寒くなったらまた活躍してもらわないとね。

お客さんに販売した分ではなく、自分の分の不具合だったことが不幸中の幸いでした。

電気工事

2014 年 3 月 25 日 Comments off

今日は外の電柱から倉庫に電線を引く工事でした。

工事が始まる時間がハッキリしないため、昼には倉庫入りし、業者さんが来るまでprofish45のsail取り付け、気密テスト、リペア作業をしました。

セイル取り付けは直ぐに済みそうに思えたのですが、2時間ほど掛かってしまいました。

こんな感じで取り付け完了。スケグをセットしてみると、なかなか格好いいです。

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気密テストでは、ハッチとフラッシュマウントロッドホルダー2ヶ所を含む、計5ヶ所で問題発生。

特に、このハッチ周りは、シーリングが全く効いていない状態の「だだ漏れ」でした。納艇からまだ1年経ってないのに、こんな事もあるのです。

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シーリングをし直して、他の漏れも補修したら、次は艇底のリペア。

大切に扱われていたためか、艇底は比較的キレイな状態で、大きめの傷だけリペアして作業終了です。

その頃には電気工事も完了。

あとは明日予定している東北電力の検査が済めば、やっと電気が使えるようになります。

照明器具がある作業場と冬期のストーブ。

当たり前の事が、やっと現実になります。

 

当方販売のバイキングカヤックに関しましては、無料で気密テストを行ってますので(補修、リペア作業は有料です)シーズン前のチェックをおすすめいたします。

メンテナンス作業

2014 年 3 月 24 日 Comments off

今日の弘前市は午前10時の時点で気温10℃。今週は10℃以上の日が続くみたいですので、一気に雪解けが進みそうです。

この陽気に誘われて、浮く気満々ですが、風が強い・・・。

風が落ち着いたら即出撃です。

 

さて、今日は倉庫にて昨日のニモ2+1のメンテナンス。

まずは水漏れが確認されたハッチ2個とフラッシュマウントロッドホルダーを取り外します。

古いシール剤を取り除き、新たにカヤック用の劣化しにくいシーリング剤を使って元の位置に取り付けます。

フラッシュマウントロッドホルダーは短めのタッピングが使われていたので、適正サイズに変更することで強度アップを計りました。

 

次に、全てのネジ類の増し締め。特に、スターポートのネジは弛みが著しいので、出艇前に確認しておく事をおすすめします。2本ネジでは強度不足になりやすいので、4本ネジでの固定がおすすめです(J-Forceカヤックでは4本固定が標準です)。

シートの固定に使われているアイレットは、できれば1シーズンで交換したほうがいいでしょう。特に、シートの前側は大きな負荷が掛かるので、浮いてる最中に切断・・・というトラブルもあります。実際、昨年1シーズンの間に、シート用アイレットの切断を2回経験された方もいらっしゃいます。

今回の2+1もこんな感じでかなり劣化が進み危険な状態。

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オーナー様の了解を得ていませんが、危険と判断したので特に劣化が進んでいる4個を新しいものに交換しました。

シート用アイレットは、ステンレスリングを介してシートを取り付ける事で捻れによる強度低下を防止することができます(J-Forceカヤックでは標準装備)。

 

気密テスト及び、リペア等のメンテナンス作業は、カヤックを倉庫に持ち込んでいただければ最速2~3時間で完了します。作業時間にもよりますが、新たにパーツ類を使う必要が無ければ3000円~で済みますので、是非ご利用下さい(要予約)。

*出張メンテナンスも行っておりますのでお問い合わせください(20A以上使えるコンセントが必要です)。

KFタックル考

2013 年 12 月 10 日 Comments off

釣りのOFFシーズンを前に、リールのメンテナンス依頼がどんどん舞い込みます。

ムック作業が終わった4日から、20数台のリールを手掛けましたが、その中にはスピニングリールもあればベイトリールもあり、メーカーも様々。初めて分解する物や、あまりに酷い状態でやり甲斐のあるリールもあったりで、とても楽しい仕事をさせていただいてます。

そんなリールの中には当然のようにKFで活躍したリールも多数あります。タックルが常に水を被る状況にあるKFですから、リールにとってこれほど過酷な環境はないでしょう。どんなに優れた防水性を誇るリールも、KFで使用するなら「メンテフリー」は有り得ません。使用後にすぐに真水で洗ったとしても、最低半年に一度のフルメンテをおすすめします。

昨日分解したベイトリールも高い剛性が売りのリールですが、スプールBBとメカニカルブレーキBBが完全に錆び付いて固着していました。オーナー様が「負荷が掛かると巻けない」と言っていた原因がここにあります。使用後はちゃんと手入れしていたにもかかわらず、内部に侵入してしまった海水は抜けきれずにパーツ類を蝕んでゆきます。

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幸い、2個のBBを交換するだけで生き返りましたが、BBをはじめとしたパーツ類が錆び付いて外せない状態になると最悪です。ですから、調子が悪いと思った時はもちろん、最低でも半年に一度のフルメンテがおすすめなのです。

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実際のKFの現場では、メインで使用しているロッドが常に水を被る・・・という状況は少ないはずです。現実的に水を被りやすいのはフラッシュマウントロッドホルダーにセットされたままの予備ロッド。予備ですから、場合によっては一度も使わずに一日の釣りを終えることもあるでしょう。

個人的には、余程のことが無ければ予備ロッドは積みません。あれもこれもとターゲットを欲張っては、結局良い釣りなどできないからです。ターゲットはひとつに絞り込むことが重要だと思います。

カヤックで釣りができる範囲は、せいぜい岸から2~3km。タックルの交換で岸に戻るとしても、30分もパドリングすれば済む範囲です。だから、ターゲットを変更したい場合やメインタックルに不備が出た時は迷わず陸に戻ります。

タックルに限ったことではありませんが、カヤックの装備はシンプルなほど良いと思ってます。もしもの時は最小限のリスクで済むし、必要ないものを持ち込んで海水にさらすと、後々の片付けも大変だからです。

楽しいKFもリスクが大きいと楽しさは半減してしまいます。だから装備もタックルも最小限だし、巨大なクーラーも必要ありません。

それが自分のKFスタイルです。

洗濯日和

2013 年 7 月 2 日 Comments off

今日も弘前は気温30℃の真夏日です。風が無いのでジッとしていても汗が噴き出してきます。

ただ、この好天も明日の午前中まで。それ以降は当分の間梅雨空が続きそうです。

つまり、今日を逃せば、しばらくの間「洗濯日和」は無いということです。

魚の生臭さ全開のPFDとシート。洗濯機では洗えないので、浴槽に水を張ってゴシゴシと洗濯。ついでに普段のLFで使用しているRBBのライジャケ2着も、浮力体を外して洗濯して外干し。陽射しが強いためか、2時間ほどで完全に乾いてしまいました(笑)。

90数回の釣行で、PFDもボロボロになってきたし、そろそろ新しいのが必要かもしれません。いや、2着用意しておくのが正解でしょう。とりあえず防水スプレーを吹き付け、再び1時間ほど干して完了。

シートはポーチにだけ防水スプレーを。ついでに邪魔なベルトの余分をカットしました。

洗濯を干している間に明日使うルアーのフック交換。

曲がった物、錆びた物、ポイントが甘くなったもの。いずれも千載一遇のチャンスを逃す原因であり、ラインと同様に最も気を遣うべき部分。バラシの多くはフックに原因があります。

最近の傾向とパターンから判断して「一軍」を選び直し。二軍に落ちたものもあれば、一軍に昇格したものもあります。

毎年違う一軍の顔ぶれ。だからシーバスゲームは楽しいのです。